読書の秋
最近は少し時間的な余裕ができてきたので、久しぶりに読書などしております。
色んな本をパラパラと読んではいるのですが、今熱心に読んでいるのは、石牟礼道子さんの「苦海浄土」という本です。
NHKで紹介されていて知ったのですが、水俣病と戦いながら、その絶望的とも言える病苦の中で、人間としての生きる意味を、そして魂の救いをテーマとしてる実に重い本でありまして、正直「これはエラい本を手に取ってしまったなあ〜」と思いましたが、読み始めてしまったので一気に読み進めてしまおうと思っています。
しかし、やはり人間の生と死、生きる意味を問うような書物に惹かれてしまうのは、もう個人的な趣味、志向としてしょうがないですね。
私も人生の秋という時期にさしかかり、生きる意味という事を改めて深く考えてしまう今日この頃です。
記 ヒーラー坊主K/.2016